手のひらに地球を
🎹 コンペを目指すピアノ

ピアノ教室を探す前に

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「ピアノって、ほんとうに子供の脳にいいの?」

前の記事(バイオリンじゃなくてなぜピアノ?)で、脳科学の先生方が口をそろえて「ピアノ一択」とおっしゃっていた、ということを書きました。

音楽教室を探そう!

の前に一呼吸おいて、元になった一次情報(論文そのもの)を確認してみました。

(↑これすご~く大切なことのようです。気になる情報をSNSで見つけたら、 か・な・ら・ず その元になっている一次情報で確認してくださいね)

【研究その1】ピアノでもバイオリンでも、脳は反応していました♪

4〜5歳の子どもを調べた研究では、ピアノでもバイオリンでも、練習した楽器の音に対する聴覚脳反応が強まりました。つまり、ピアノ優位というより各楽器に特有の経験に脳が適応する結果です。Shahin et al., 2004

ざっくり言うと、「やった楽器の音に、脳が反応するようになった」ということ。

ピアノをやればピアノの音に、バイオリンをやればバイオリンの音に。…当たり前のようで、でも大事なところですよね。

大きさの異なる3台のバイオリンの挿絵

【研究その2】「ピアノのほうが上」とは書かれていませんでした♪

ピアノを始めた4〜5歳児では、1年後にピアノ音への脳波反応の変化が見られました。ただし、この子どもの研究には同条件のバイオリン群がないため、ピアノがバイオリンより優れるとは比較できません。Shahin et al., 2008

そもそも、比べていないみたいです。

「ピアノの子に変化がありました」という研究であって、「バイオリンの子より伸びました」ではないんですね〜。

【研究その3】有名な「鍵盤で空間認識が伸びた」研究も

3〜4歳児78人を対象にした古い比較研究では、鍵盤レッスン群が空間的な組み立て・変換を要する課題で伸びました。しかし比較相手はコンピュータ学習や他の対照群であり、バイオリンなどとの優劣を示すものではありません。また脳画像を測った研究でもありません。Rauscher et al., 1997

よく引き合いに出される有名な研究のようですが、比べたお相手はパソコンのおけいこや「特に何もしない組」。しかも1997年の、けっこう古い研究です。

つまり、こういうことのようです

ピアノは、両手を使った協調運動や音・視覚・指の動きを結び付ける経験を含む楽器です。幼児の音楽経験は脳の聴覚・運動に関わる働きの発達と関連する研究があります。一方で、ピアノがバイオリンなど他の楽器よりも総合的に脳発達に優れると結論づける十分な研究は、現時点ではありません。

水彩絵本風に描かれたグランドピアノ

それでもやっぱり、ピアノは魅力的な楽器だと思います♡

右手と左手を別々に動かして、楽譜を目で追って、耳で音を聞いて。これを全部いっぺんにやる楽器って、なかなかありません!!

素人目には「わが子の脳の発達にピアノは良かったかも」と今感じています。

教室探しの前に 追記:

ピアノは、買ったら終わりではありません。調律という維持費もかかります。始める前にちょっとのぞいて予算のイメージを持ってもらえたらうれしいです♡ → 調律師さんの探し方🍎ピアノを長く楽しむために

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